機能概要
カスタムデータフィードは、データフィードに含める項目を自由に設定することができる機能です。 dfplus.ioで選択できるFacebookやCriteoといったフィード先の項目を変更したい場合や、それ以外の広告媒体にデータフィードを送信したい場合にご利用ください。
※作成したカスタムデータフィードが指定の媒体で問題なく利用可能かどうか、事前にテストを行うなど、広告設定を本格的に行う前に必ずお確かめください。
目次
利用シーン例
- dfplus.ioが事前に定義されていない媒体へ送信したい場合(各社DSPなど)
- Criteoでバッジ表示用の項目を追加したい場合
- Facebookダイナミック広告でアプリ用のURLを追加したい場合
- ショッピング広告フィードにGoogle動的ディスプレイ用の項目も含めたい場合
など
作成方法
1. カスタムデータフィードの作成
フィード先の選択画面で カスタムデータフィードを選択します。
カスタムデータフィードには以下の設定があります。
項目テンプレートの選択
既存のフィード先(媒体)の項目をベースにカスタムデータフィードを作成したい場合は、媒体名を選択してください。 全ての項目を新規に作成する場合は、「使用しない」を選択します。
ファイル形式の選択
下記の2種類から選択してください。
- CSV
- TSV
CSV形式
- 行区切り文字は LF(\n) です
- 列区切り文字はカンマ(,)です
- ヘッダ行は、必要ない限り引用符(")で囲みません
- データ行は、必要ありなしに関わらず、常に引用符(")で囲みます
- 列の引用符要否及びエスケープ処理は RFC4180 に準拠します
TSV形式
- 行区切り文字は LF(\n) です
- 列区切り文字はタブ文字(\t)です
- 列を引用符で囲みません
- 列のエスケープ処理は行いません
エンコーディング
変換したデータフィードの文字コードを指定できます。
下記の2種類から選択してください。
- UTF-8
- Shift_JIS
行区切り文字
データフィードの行区切り文字を選択できます。
下記の2種類から選択してください。
- LF
- CRLF
改行を削除する(オプション)
変換・出力したカスタムデータフィードの値から、改行コードを削除します。
改行コードを含める場合は「改行を削除する」を無効にしてください。
※各フィード先の出力形式によって、フィードに改行を含められるかどうかが異なります。
各フィード先の出力形式についての詳細はこちらをご参照ください。
ヘッダー行の値をダブルクォーテーションで囲う(オプション)
変換・出力したカスタムデータフィードのヘッダー行の値をダブルクォーテーションで囲みます。
フィード先でヘッダー行の値をダブルクォーテーションで囲う必要がある場合にご活用ください。
タイムスタンプを利用する
「変換後のファイルを指定の FTP, SFTP にアップロードする」内の「ファイルパス/ファイル名」のオプションとして利用できます。
フィードファイル名に指定したフォーマットのタイムスタンプが追加されます。
「ファイルパス/ファイル名」のinput欄で、タイムスタンプを挿入したい箇所に「%%timestamp%%」を入力してください。
- 入力例
filename_%%timestamp%%_full.csv
- 出力されるファイル名(タイムスタンプのフォーマットが "YYYYMMDD" の場合)
filename_20200110_full.csv
タイムスタンプのフォーマット
-
YYYYMMDD
- 出力例: 20200110
- 年月日が8桁で連結された値
-
YYYYMMDDhhmm
- 出力例: 202001102400
- 年月日時分が12桁で連結された値
2. カスタムデータフィードのフィード項目マッピング
フィード先の項目を任意に追加・削除したうえで、マスターデータ・拡張カラムのどの項目を紐付けるかを指定します。
また、カスタムデータフィードでは、フィード先ごとに指定されているユニークキーをフィード項目から必ず1つ選択してください。
※多くの媒体ではID項目がユニークキーに指定されています。
テキストモード
改行区切りのテキストを入力することで、フィード項目の追加を一括で行うことができます。
他フィードからカスタムフィードへの移行等を簡単に行なえます。
3. ユニークキーを指定する
媒体で指定されているユニークなキーを選択します。
ユニークキーは、IDのなどの重複がないデータである必要があります。
4. プレビューでフィードの画像を確認する
プレビュー内の「フィードの画像項目」で、値が画像のURL(パス)であるフィード項目を選択するとその画像をプレビュー上で確認できます。
変換前にどのような画像がフィードに含まれているのか確認できて便利です。
※マッピング画面にて1つ以上の設定を保存すると利用できるようになります。
カスタムデータフィードとコピー機能
コピー元がどのフィード先を選択している場合でも、コピー先がカスタムデータフィードの場合は下記の設定がコピーされます。
- 項目マッピング
- 変換 / 除外ルール
※コピー先のカスタムデータフィードでは、ファイル形式を新たに選択することができます。
データフィードのコピー機能についてはこちらをご参照ください。。