どんなときに使う?
販売に注力している商品や人気の商品など、特定のアイテムを抽出してフィード項目custom_label
を設定する
今回は、商品 ID の値を指定してフィード項目custom_label_0
に「注力商品」と設定する方法をご紹介します。
カスタムラベルの概要
Google のフィード項目custom_label
を設定することで、独自の条件でアイテムをセグメント化してGoogle 広告でより柔軟なキャンペーン設計をすることができます。
例えば、注力商品のみcustom_label
に「注力商品」と値を設定しておくことで、それらの商品をフィルタリングして入札を調整したり、レポートを作成したりできます。
なお、カスタムラベルはcustom_label0
~custom_label4
までの5種類を設定することができます。
カスタムラベルの詳細は下記をご参照ください。
使用機能・ルール
- 拡張項目
- 対応表
-
処理
- 次の項目の値を代入する
- 次の対応表に完全一致する時、値全体を置換する
設定方法
カスタムラベルを設定したい商品のIDを、対応表でまとめて「注力商品」に置換して設定します。
1. 拡張項目を作成してマッピング
拡張項目ext_カスタムラベル0(任意の名前)
を作成してフィード項目custom_label_0
にマッピングします。
拡張項目は Excel で例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
最終的にカスタムラベルの値を入れるための箱(項目)として拡張項目を作成します。
※マッピングした段階では拡張項目は空の状態です。この後、ルールで値を入れていきます。
2. 対応表を作成
「キー」にカスタムラベルを設定したい商品ID、「値」に固定で設定したいカスタムラベルの値をそれぞれ指定します。
※値は任意のものを指定してください。今回は「注力商品」とします。
また、テキストモードを活用して、キーと値の追加をカンマ区切りで一括で行うことも可能です。
3. カスタムラベルを生成するルールを作成
カスタムラベルを生成するルールを作成します。
処理
作成した拡張項目ext_カスタムラベル0
に処理「次の項目の値を代入する」で商品 ID を代入します。
そして、処理「次の対応表に完全一致する時、値全体を置換する」で先ほど作成した対応表を指定して、カスタムラベルを設定したいアイテムのext_カスタムラベル0
を同じ値「注力商品」に置換します。
これで設定は以上です。ルールを保存してプレビュー・またはフィード変換後にアイテム一覧より、意図された設定になっているかご確認ください。