Criteo エクストラバッジの実装方法・活用例と、実際に dfplus.io で設定する際の方法をご紹介します。
目次
エクストラバッジの概要と設定方法
エクストラバッジとは、オリジナルで作成したバッジ画像をクリエイティブ上に表示できる機能です。
条件にあわせて自由に表示が可能で、商品の訴求力向上や他社との差別化を図ることができます。
設定方法を記載します。
まず、データフィード項目 extra_bdg
に商品ごとに表示したいバッジの画像 URL(例:https://example.com/image/0000.jpg)を入力し、データフィードを作成します。
作成したデータフィードが Criteo 側で取り込まれると指定したバッジ画像がバナーへ即時で反映されます。
初めて実装される際は Criteo のヒアリングシートに、追加したextra_bdg
を記載して、Criteo へフィード取込依頼をしてください。その後、バナーへ反映されます。
なお、バッジ画像はお客様側でご用意し、お客様のサーバーへアップロードをしてください(dfplus.io 側で画像アップロード先のサーバーはご用意しておりません)。
活用例
人気・おすすめ・売れ筋
人気・注力商品に対して設定
送料無料
送料条件に合わせて設定
SALE・特別価格
価格情報を条件に設定
新着・再入荷・予約商品・WEB限定
商品情報を条件に設定
ブランドロゴ
ブランド情報を条件に設定
シーン別 条件の設定方法
設定したいバッジの条件指定の例をご紹介します。
条件を設定後の「処理」には、バッジ画像のURLを入れる設定をしてください。
extra_bdg 用の拡張項目 ext_extra_bdg
(任意の項目名)を作成し、フィード項目extra_bdg
とマッピングします。
条件を指定後、処理「固定値を入れる」でバッジの画像 URL を入れてください。
1. 人気・注力商品に対して「人気」バッジをつける
①価格帯
一定の価格帯の商品にバッジをつける際などにご活用ください。
今回は、価格が5000円以上且つ20000円以下の条件を作ります。
条件「次の値以上」と「次の値以下」を AND でつなぎ、両方の条件が合致する場合に処理が動くように設定します。
②カテゴリ
推したいカテゴリの商品や、シーズン商品にバッジをつける際などにご活用ください。
今回は、アウター商品の条件を作ります。条件「次の値と一致する」でアウターを指定します。
③直接商品を指定
特定の商品をピックアップして、バッジをつける際にご活用ください。
特定の商品を指定する場合は、商品ごとに一意であるidを使うとよいでしょう。
ID 指定で条件を作成し、複数ある場合は OR でつないでいきます。
もし、指定したい商品が多数の場合は「データフィードからアイテムをまとめて除外する方法」を応用して、指定したい ID を対応表置換で同じ値に置換した後に、変換した値と一致する条件を作る、という方法もあります。状況に応じてご検討ください。
2. 送料が無料の商品に対して「送料無料」バッジをつける
送料が無料の商品に対して、バッジをつける際にご活用ください。
①送料項目がある場合
条件「次の値と一致する」で送料が0円と一致する場合を指定します。
②〇〇円以上で送料無料の場合
一定の金額以上で送料が無料になる場合は、条件「次の値以上」で金額を指定します。
3. 値引き商品に対して「SALE」バッジをつける
セール中の商品に「SALE」バッジをつける際にご活用ください。
①セール期間にセール価格項目に価格が入る場合
セール期間にはセール価格の項目SALE_PRICE
に価格が含まれる場合を想定します。
条件「空でない」でセール価格の項目が空ではない、つまりセール中という条件を指定します。
②定価でもセール価格項目に価格が含まれる場合
セールでない場合もセール価格の項目に価格が含まれる場合は、条件「次の項目の値より小さい」でセール価格 < 定価 の場合を指定します。
4. ブランドごとに「ブランド」バッジをつける
ブランドロゴをバッジにつける場合にご活用ください。
ブランドが複数ある場合はブランドごとにルールを作ります。
条件「次の値と一致する」でブランド名を指定します。
今回、ご紹介した条件の設定例はあくまで一例となりますので、お客さまのマスターデータのご状況にあわせて条件を指定してください。