どんなときに使う?
商品名や求人タイトルなどに含まれる、特定の記号で囲まれたテキストだけを抜粋する
(イメージ画像)
本記事では、マスターデータの項目内の、特定の記号で囲まれた文言を抜き出して、フィード項目に設定する設定する方法を解説します。今回は、EC向けのマスターデータのTITLE
の先頭に、【】に囲われたブランド名が入ってる場合を想定し、【】の中身を抜き出して Google ショッピングのbrand
に設定する方法を紹介します。
使用機能・ルール
- 拡張項目
- 条件
- 次の値が含まれる
- 処理
- 次の項目の値を代入する
- 区切り文字で分割して値を抽出する
設定方法
抜き出したいテキストが入っているマスターデータの項目TITLE
を拡張項目に代入し、抜き出したい部分を囲っている記号を「区切り文字」として、値を取り出します。
1. 拡張項目を作成してマッピング
拡張項目ext_ブランド名(任意の名前)
を作成してフィード項目brand
にマッピングします。
拡張項目は Excel で例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
拡張項目を作成
※マッピングした段階では拡張項目は空の状態です。この後、ルールで値を入れていきます。
2. 【】に囲まれた値をルールで抽出
TITLE
の【】内に含まれる値を、ルール「区切り文字で分割して値を抽出する」を使って抜き出します。
※処理の詳細はこちら記事を参考
条件
①「条件」で抜き出し対象となる記号【】が含まれる条件を指定
処理
① 拡張項目ext_ブランド名(任意の名前)
に「次の項目の値を代入する」でTITLE
を代入
②「区切り文字で分割して値を抽出する」を選択、
区切り文字は「】」
抽出する方向は「先頭から」
抽出する値の位置は「1」
抽出する値の数は「1」
③ 抽出した値の先頭に「【」が残っているので、「次の値で削除する」で「【」を削除
①~③の処理を行った時、値は次のように変化しています。
①拡張項目ext_ブランド名(任意の名前)
にTITLE
を代入
【Fフォース】 キャンバススニーカー blue S
②処理に「区切り文字で分割して値を抽出する」、区切り文字に「】」、「先頭から」「1」番目を指定
【Fフォース
③区切り文字で取り出した値の先頭に残っている「【」を削除
Fフォース
ルールを保存し、アイテムプレビュー・またはフィード変換後にフィードアイテムで意図した変換結果になっているか確認してください。