どんな時に使う?
マスターデータの市区町村コードや都道府県コードなどの数値を都道府県名に置換したい
変換ルール「置換する」を使用して置換することも可能ですが、都道府県だと47個数分の処理が必要となります。
「対応表」を活用して、1つの処理でまとめて置換する方法をご紹介します。
- 都道府県コードは、01から47までの2桁、市区町村コードは5桁で先頭2桁が都道府県コードにあたります
- 市区町村コードは6桁の場合もありますが、本記事では5桁の前提で先頭2桁から都道府県名を設定する方法をご紹介します
- 参考:全国地方公共団体コード - 総務省
使用機能・ルール
設定方法
1. 対応表を作成
対応表から「対応表を作成」をクリックし、対応表作成画面に進み「まとめて行を追加」をクリックすると、入力用のポップアップが開きます。
入力画面
都道府県コードと都道府県名をリストした Excel の表をコピーして貼り付け、区切り文字をタブに指定して追加します。
Excelから直接貼り付けるときは、区切り文字をタブにします
「追加」して保存をすると対応表が完成、この画面で個別に編集も可能です。
⚠️ Excelは自動で数値に入っている先頭の0を省略してしまうため、そのまま貼り付けるとキーとして機能しないことがあります。
実際にマスターデータに入っている値を確認し、キーを合わせてください。
先頭の0が省略されている例
または、下記の都道府県名csvをコピーして貼り付けして追加も可能です。
クリックして開閉:都道府県名csv
01,北海道
02,青森県
03,岩手県
04,宮城県
05,秋田県
06,山形県
07,福島県
08,茨城県
09,栃木県
10,群馬県
11,埼玉県
12,千葉県
13,東京都
14,神奈川県
15,新潟県
16,富山県
17,石川県
18,福井県
19,山梨県
20,長野県
21,岐阜県
22,静岡県
23,愛知県
24,三重県
25,滋賀県
26,京都府
27,大阪府
28,兵庫県
29,奈良県
30,和歌山県
31,鳥取県
32,島根県
33,岡山県
34,広島県
35,山口県
36,徳島県
37,香川県
38,愛媛県
39,高知県
40,福岡県
41,佐賀県
42,長崎県
43,熊本県
44,大分県
45,宮崎県
46,鹿児島県
47,沖縄県
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2.拡張項目を作成してマッピング
拡張項目ext_都道府県(任意の項目名)
を作成してフィード項目state
にマッピングして保存します。
拡張項目は Excel で例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
価格の値を入れるための箱(項目)として拡張項目を作成します。
※マッピングした段階では拡張項目は空の状態です。この後、ルールで値を入れていきます。
3.置換するためのルールを作成
①市区町村コードを拡張項目「ext_都道府県」に代入
②5桁の市区町村コードから「次の値で切り詰める」を使って2桁の都道府県コードを抽出
※元が2桁の場合は②の処理は不要です
③「次の対応表に完全一致する時、値全体を置換する」で先ほど作成した対応表「都道府県名」で置換
ルールを「有効」にして「保存」すると、プレビュー画面にて変換イメージがご確認いただけます。