どんな時に使う?
マスターデータの税抜価格から、税込価格を作成する
マスターデータに税抜価格しか含まれていない場合に、税抜価格から税込価格を作成する方法をご紹介します。
マスターデータに税抜価格が存在する場合は、税抜価格に税率を掛け算することで税込価格を算出できます。
使用機能・ルール
- 拡張項目
- 変換ルール
- 次の項目の値を代入する
- (次の値を削除する)
- 次の値でかける
設定方法
1. 拡張項目を作成・マッピング
まず、拡張項目ext_price
を作成し、フィード項目price
にマッピングします。
拡張項目は、ルールで作成する税込価格の値を入れるための項目として作成します。Excelで例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
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Tips
税抜価格をそのままマッピングすると、後述する処理でマスタデータの税抜価格が直接上書きされてしまいます。
基本的に値を加工する場合は、拡張項目を用意して各項目の干渉が起きづらいフィード設計にしましょう。
2. ルールで税抜価格を代入&税率をかける
先ほど作成した拡張項目ext_price
に対して、税抜価格を代入する処理と税率を掛け算する処理をANDでつないで設定してきます。
①マスターデータの税抜価格
を代入
②処理「次の値でかける」で税率
を掛け算する(任意の端数の処理を選択)
- 標準税率の場合は
1.1
をかける - 軽減税率が適用される場合は
1.08
をかける
注意点
数値操作の処理を行う際は、「,(カンマ)」「 JPY」「¥」などの数値以外の文字列が含まれていると正しく処理が行えないため、事前に削除する必要があります。
必要に応じて、処理「次の値でかける」の前に、処理「次の値を削除する」で数値以外の文字列を削除してください。
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ルールを有効化&保存すると、プレビュー画面にてご確認いただけます。