どんなときに使う?
定価と割引率(%)から、四則演算をしてセール価格を算出する
(変換イメージ)
今回は、マスターデータに以下の2つの価格に関する項目がある場合に、フィード項目のsale_price
を設定する方法をご紹介します。
- 商品の定価が登録された項目
定価
- 商品の割引率が百分率(%)で登録された項目
割引率(%)
なお、各項目には数字以外の文字列は含まれていないケースとします。
最終的には、定価
-(定価
×割引率(%)
÷100)の四則演算をしてフィード項目sale_price
にセール価格を入れます。
使用機能・ルール
- 拡張項目
- 処理
- 次の値でわる
- 次の項目の値でかける
- 次の項目の値でひく
設定方法
百分率(パーセンテージ表記)の割引率の数値を100でわって小数に置き換え、定価の数値をかけて割引額を算出します。その後、定価から割引額をひいてセール価格を算出します。
1. 拡張項目を作成してマッピング
拡張項目ext_セール価格(任意の項目名)
を作成してフィード項目sale_price
にマッピングします。
拡張項目はExcelで例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
最終的にセール価格の値を入れるための箱(項目)として拡張項目を作成します。
※マッピングした段階では拡張項目は空の状態です。この後、ルールで値を入れていきます。
2. 割引額を算出するルールを作成
割引率を100でわって百分率から小数に置き換え、定価の値をかけて割引額を算出します。
処理
拡張項目ext_割引額(任意の項目名)
を作成した上で、割引率(%)
を代入する処理、100でわる処理、定価
の値をかける処理をそれぞれANDでつないで設定します。
拡張項目は、処理の対象項目を選択する際に「拡張項目を追加」を選択すると新しく作成することができます。
また、四則演算をした際の端数の処理は、ご自身のサイトの計算方法に合わせて、「四捨五入」「銀行家の丸め」「切り上げ」「切り捨て」の4つから選択してください。
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①拡張項目ext_割引額(任意の項目名)
を作成
②ext_割引額
に割引率(%)
を代入
③ext_割引額
を100でわる
④ext_割引額
に定価をかける
3. セール価格を算出するルールを作成
定価から2. で算出した割引額をひいて、セール価格を算出します。
処理
1. で作成したext_セール価格
に対して、定価
を代入する処理と割引額をひく処理をANDでつないで設定します。
①ext_セール価格
に定価を代入
②ext_セール価格
からext_割引額
をひく
ルールを保存してプレビュー・またはフィード変換後にアイテム一覧より、意図された設定になっているかご確認ください