どんなときに使う?
特定の ID の案件や商品のみ、データフィードのタイトルを変更したい。
(変換イメージ)
今回は、人材業界向けのマスターデータをもとに以下2パターンの条件でルールを作成して、特定の求人のみ異なるタイトルを設定していきます。
- 特定の ID 以外の全案件について、マスターデータの
案件名
を Indeed のtitle
に設定 - 特定の ID(
案件ID
が「FF1214「と「FF0821」に該当)の案件について、案件名
の先頭に「業界名
”の”」を付与して、Indeed のtitle
に設定
使用機能・ルール
- 拡張項目
- 条件
- 次の値と一致しない
- 次の値と一致する
-
処理
- 次の項目の値を代入する
- 連結した項目を入れる
設定方法
1.拡張項目を作成してマッピング
拡張項目ext_タイトル(任意の項目名)
を作成してフィード項目title
にマッピングします。
拡張項目は Excel で例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
抜き出した値を入れるための箱(項目)として拡張項目を作成します。
※マッピングした段階では拡張項目は空の状態です。この後、ルールで値を入れていきます。
2.特定の ID 以外の全案件についてタイトルを生成
ここでは案件ID
が「FF1214」と「FF0821」が特定のIDとします。
まずは特定の ID 以外のtitle
をマスターデータの案件名
をタイトルとするルールを作成します。
※処理の詳細はこちらの記事を参照
条件
①「案件ID
が『FF1214』で一致しない」かつ、「案件ID
が『FF0821』で一致しない」と設定
処理
①作成した拡張項目ext_タイトル
に「次の項目の値を代入する」処理を選択し、案件名
を選択してルールを有効にして保存
ルールを保存し、特定の ID(例は案件ID
が「FF1214」)についてtitle
が空値になっていることを、アイテムプレビューで確認してください。
3.特定の ID に該当する案件のタイトルを生成
次に、特定の ID(案件ID
が「FF1214」と「FF0821」)について、案件名
の先頭に「業界名
”の”」を付与するルールを作成します。
条件
①「案件ID
が『FF1214』と一致する」または「案件ID
が『FF0821』と一致する」と設定
処理
①先ほど作成した拡張項目ext_タイトル
に「連結した項目を入れる」処理を選択、連結する項目は業界名
と案件名
、区切り文字は「の」を入力し、ルールを有効にして保存
ルールを保存後、特定の ID(例は案件ID
が「FF1214」)について、案件名
の先頭に「業界名
の」値がtitle
に付与されているか、アイテムプレビューで確認してください。