データフィードを媒体へ連携する方法が複数ある媒体について、各連携方法の違いを解説します。
各媒体のデータフィード連携方法
対応している連携先の主なフィードアップロード方法の一覧となります。
連携方法としては主に「HTTPS(フィードURL)連携」「FTP / SFTP連携」の二種類となります。
「HTTPS(フィードURL)連携」は、dfplus.io 管理画面のデータフィードのメニューから、「URL のコピー」で取得できるフィード設置場所の URL を各媒体管理画面に登録して連携する方法です。
「FTP / SFTP連携」は、dfplus.io から、各媒体が発行した FTP または SFTP サーバーにフィードをアップロードして連携する方法となります。サーバーの利用を希望する場合は、各媒体へ直接お問い合わせください。
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※2025年3月時点での情報です。最新の情報や詳細な媒体の仕様、記載がない媒体は、各媒体にご確認ください。
HTTPS (フィードURL)連携 |
FTP / SFTP連携 | 媒体側での FTP / SFTP サーバーの用意 |
|
Facebook / Instagram | ◯ | ◯ | なし |
Criteo / Criteo Performance Product Feed |
◯ | ◯ | あり |
Google Merchant Center | ◯ | ◯ | あり |
Google 動的ディスプレイ広告(求人) | ◯ | ◯ | なし |
Google 動的検索広告 | ◯ | ✕ | なし |
メルカリ Product Ads | ◯ | ✕ | なし |
YDN 動的ディスプレイ広告 | ✕ | ◯ | なし |
LINE Merchant System | ✕ | ◯ ※SFTP のみ |
なし |
LINE Dynamic Ads | ✕ | ◯ | なし |
Indeed | ◯ | ◯ | あり |
求人ボックス | ◯ | ◯ ※FTP のみ |
あり |
スタンバイ | ◯ | ◯ | あり |
RTB House | ◯ | ◯ | あり |
Logicad | ◯ | ◯ | あり |
シルバーエッグ・テクノロジー アイジェント | ✕ | ◯ ※FTP のみ |
あり |
awoo AI | ◯ | ✕ | なし |
visumo | ◯ | ✕ | なし |
◯ | ◯ | なし | |
TikTok | ◯ | ◯ ※FTP のみ |
なし |
X ダイナミックプロダクト広告 | ◯ | ✕ | なし |
dポイントマーケット® | ✕ | ◯ ※SFTP のみ |
なし |
連携方法によりフィードの更新タイミングに違いがある媒体
Google Merchant Center
Google Merchant Center(Google ショッピング広告)の場合、データフィードを Google Merchant Center(以下 GMC )に連携する必要があります。
dfplus.io では、フィード URL で連携する方法と、GMC で発行した FTP / SFTP サーバーにアップロードする方法のどちらの方法でも連携が可能です。
1.HTTPS(フィードURL)で連携
GMC の仕様上、自動でフィードの読み込みが行われるのは1日1回のみですが、FTP / SFTP サーバーを経由した連携よりも簡単に連携できます。
そのため、フィードの更新が1日1回でも良い場合は、こちらの連携方法がおすすめです。
なお、dfplus.io でマスターデータの取込とフィードの変換後、GMC で「今すぐ更新」を実行して手動でフィードを更新すれば、1日複数回更新することができます。
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2.GMC 提供の SFTP サーバーで連携
ご自身で GMC の SFTP アカウントを有効化し、dfplus.io 側にアップロード先・ファイル名の設定を行った後、GMC でフィード取得元を SFTP サーバーに設定する必要があります。
HTTPS 連携に比べると設定が少々複雑ですが、dfplus.io でスケジュールの実行・フィードの「今すぐ変換」が実行された(SFTP サーバーにアップロードされた)タイミングで GMC 側で自動でフィードが読み込まれます。
GMC の SFTP サーバー連携方法は以下の媒体ヘルプページをご参考ください。
- Google Merchant Center ヘルプ
このため、在庫変動が激しい商材を扱っていて、一日の中でデータフィードを複数回更新したい場合は GMC の SFTP 連携を推奨しております。
※dfplus.io では、スケジュールを1日5回まで設定できます。また、プロフェッショナルプラン・エージェンシープランをご利用の場合は、容量追加オプションでスケジュールの設定数を追加することができます。
Indeed・求人ボックス・スタンバイ
1.HTTPS(フィード URL)で連携
各媒体で1日にフィードを更新できる回数が決まっていますが、dfplus.io のデータフィード一覧でコピーしたフィード URL を共有するのみで簡単に連携できます。一日の取り込み回数は各媒体によって異なるため、各媒体社に直接お問い合わせください。
求人が一日に数回、どのタイミングでも更新されていればよい場合は、設定方法が簡単なこちらの連携方法を推奨しております。
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2.各媒体発行の FTP / SFTP で連携
ご自身で各媒体へ FTP / SFTP アカウントの発行依頼を行ったうえで、dfplus.io 側にアップロード先サーバー情報・ファイル名の設定を行った後、さらに媒体側へファイル名(dfplus.io 側で設定した内容)を連携する必要があります。その代わり、媒体側のデータフィードの自動取り込みの回数が、URL 連携よりも多い場合があります。
このため、求人情報の変動が激しく、一日の中でデータフィードを複数回更新したい場合はこちらの連携方法を推奨しております。
dfplus.io で連携用サーバーの提供が可能な媒体
LINE Merchant System・dポイントマーケット©
LINE Merchant System(LINE ブランドカタログ、Yahoo! SSA)と、dポイントマーケット© については、dfplus.io でのフィード作成時に各フォーマットを選択すると、自動で連携用のSFTPサーバーが作成されます。
上記以外の媒体
その他の媒体は、HTTPS 連携または FTP / SFTP 連携どちらかの方法でアップロードが必要です。FTP / SFTP 連携の連携媒体の内、媒体側で発行ができずご自身でご用意が必要な媒体もございます。詳細は以下の記事をご参照ください。