どんなときに使う?
一部の商品のみ、マスターデータの画像URLとは別の画像 URL を割り当てたい
例)オーバレイにより不承認になったアイテムが複数発生しており、該当のアイテムに別の画像URLを割り当てたい場合
例)マスターデータにある画像とは別の画像を使って広告配信を行いたい場合
変換ルール「置換する」を使用して画像URLを変更することも可能ですが、対象のアイテムが複数ある場合は、画像 URL を変更したいアイテムの個数分、AND でつないで処理が必要となります。
今回は、「対応表」を活用して効率よくまとめて画像URLを変更する方法をご紹介します。
使用機能・ルール
-
対応表
- 変換ルール
- 次の項目の値を代入する
- 次の対応表に完全一致する時、値全体を置換する
- 条件
- 空である
設定方法
1. 対応表を作成
「キー」に画像を変更したい商品の商品IDを記入し、「値」に変更後の画像 URL を記入します。
テキストモードを活用して、キーと値の追加をカンマ区切りのテキストで一括で行うことも可能です。
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2. 拡張項目を作成してマッピング
拡張項目ext_image_link
(任意の名前)を作成し、フィード項目image_link
にマッピングします。
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3. ルールで商品 ID を代入&対応表で画像URLに置換
拡張項目ext_image_link
に処理「次の項目の値を代入する」で商品 ID を代入します。
そして、処理「次の対応表に完全一致する時、値全体を置換する」で先ほど作成した対応表を指定して、画像 URL を変更したいアイテムの商品IDを該当の画像URLに置換します。
※この時、対応表の「キー」に商品IDが登録されてないアイテムのext_image_link
の値は空になります。
4. ext_image_link
が空の場合、マスターデータの画像 URL の値を代入
画像URLの変更がないアイテムは、マスターデータの画像 URL の項目IMAGE
を割り当てます。
条件
ext_image_link
が「空である」を条件に指定します。
画像 URL の変更がないアイテムのext_image_link
の値は空になっているため、画像を変更しないアイテムにのみ処理を行うことができます。
処理
ext_image_link
にマスターデータのIMAGE
を代入します。
これで設定は以上です。
「データフィード一覧」より「今すぐ変換」を実行して、変換後のデータフィードで該当のアイテムの画像URLが変更されているかご確認ください。
対応表を使用した、その他の活用方法もご紹介しておりますので、あわせてご参考にしてください。