どんな時に使う?
マスターデータの特定の項目の値を、Indeed の keywords 用のコードにまとめて置換する
(変換イメージ)
マスターデータの特定の項目にまとめて登録されているキーワード(あるいはコード)のうち、Indeed の keywords 項目で表示可能なキーワードのみ Indeed 指定のコードに置換し、不要なキーワードは削除する方法をご紹介します。
今回は、マスターデータの項目求人の特徴
に、「昇格あり」「年間休日120日以上」など求人の特徴に関するキーワードが、「|」区切りでまとめて登録されている場合の設定方法をご紹介します。
使用機能・ルール
- 対応表
- 変換ルール
- 次の項目の値を代入する
- 次の対応表で値の一部を置換する
- 次の値を削除する
- 次の値を置換する
- 次の値を末尾に付与する
設定方法
1. 対応表を作成
「キー」には、置換元となるマスターデータの求人の特徴
のキーワードを全て記入します。
「値」には、置換したいキーワードに対しては Indeed の keywords 項目用のコードを記入し、置換しないキーワードは空欄にします。
また、この時、keywords 項目用のコードの末尾に任意の記号をつけてください。この記号が仮の区切り文字となり、コードが複数ある場合に区切りの目安となります。今回は「★」とします。
なお、keywords 項目に記載するコードの一覧は、Indeed 社にお問い合わせください。
また、テキストモードを活用して、カンマ区切りのテキストでキーと値の追加を一括で行うことも可能です。
2. 拡張項目を作成してマッピング
拡張項目ext_keywords(任意の項目名)
を作成し、フィード項目keywords
にマッピングします。
拡張項目は Excel で例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
keywords 項目用に置換したコードの値を入れるための箱(項目)として拡張項目を作成してフィード項目keywords
にマッピングします。
※マッピングした段階では拡張項目は空の状態です。この後、ルールで値を入れていきます。
3. ルールで置換して、マスターデータの区切り文字を削除
マスターデータのキーワードを 1. で作成した対応表で置換するルールを作成します。
また、区切り文字が余分に連続してしまうことを避けるために、マスターデータの求人の特徴
で使用している区切り文字「|」を削除し、対応表で仮の区切り文字として入力していた「★」を「,(カンマ)」に置換します。
①ext_keywords
にマスターデータの項目求人の特徴
を代入
②処理「次の対応表で値の一部を置換する」で置換する
③区切り文字「|」を削除する
④「★」を「,」に置換する
また、この①~④の処理を行った時、値は次のように変化しています。
4. 区切り文字を調整
3. の処理で対応表で仮の区切り文字に指定していた「★」を「,(カンマ)」に置換しましたが、その際に値の末尾に余分なカンマが付与されてしまっているため、削除します。
①処理「次の値を末尾に付与する」で任意の記号を付与する ※今回は「☆」とします。
②処理「次の値を削除する」で「,☆」を削除する
③処理「次の値を削除する」で「☆」を削除する
また、この①~③の処理を行った時、値は次のように変化しています。
「,」のみ、処理「次の値を削除する」で削除してしまうと、末尾以外の必要な「,」も削除されてしまいます。末尾に「☆」を付与して「,☆」とセットでまとめて削除することで、不要な「,」のみ削除します。
また、ext_keywords
がもともと空欄だった場合は「☆」のみが値として残ってしまうため、最後に「☆」を削除します。
これで設定は以上となります。