人材業界での、Criteo エクストラバッジの実装方法・活用例と、実際に dfplus.io で設定する際の方法をご紹介します。
目次
エクストラバッジの概要と設定方法
エクストラバッジとは、オリジナルで作成したバッジ画像をクリエイティブ上に表示できる機能です。
条件にあわせて自由に表示が可能で、訴求力向上や他社との差別化を図ることができます。
設定方法を記載します。
まず、データフィード項目 extra_bdg
に商品ごとに表示したいバッジの画像URL(例:https://example.com/image/0000.jpg)を入力し、データフィードを作成します。
作成したデータフィードがCriteo側で取り込まれると指定したバッジ画像がバナーへ即時で反映されます。
初めて実装される際は Criteo のヒアリングシートに、追加したextra_bdg
を記載して、Criteo へフィード取込依頼をしてください。その後、バナーへ反映されます。
なお、バッジ画像はお客様側でご用意し、お客様のサーバーへアップロードをしてください(dfplus.io側で画像アップロード先のサーバーはご用意しておりません)。
活用例
新着・NEW・更新・締切間近
求人の更新情報を基に設定
あと○日
掲載終了日までの日数をカウントダウン表示
上場企業・外資系企業・公的機関
企業情報を基に設定
テレワーク可・在宅勤務OK・転勤なし・フレックス
勤務形態の情報を基に設定
急募求人・学歴不問・第二新卒歓迎・職種未経験歓迎・業界未経験歓迎
募集要項の特徴を基に設定
交通費支給・土日祝日休み・昇給あり
待遇・福利厚生の情報を基に設定
高時給・日払いOK・単発・期間限定
給与条件や勤務期間の情報を基に設定
シーン別 条件の設定方法
バッジの条件を指定する例を一部ご紹介します。
条件を設定後、「処理」にはバッジ画像のURLを入れる設定をしてください。
extra_bdg 用の拡張項目 ext_extra_bdg
(任意の項目名)を作成し、フィード項目extra_bdg
とマッピングします。
条件を指定後、処理「固定値を入れる」でバッジの画像 URL を入れてください。
1. 新着求人に対して「新着」バッジをつける
マスターデータ上に掲載開始日が含まれている場合の設定方法です。
今回は、掲載開始してから7日後まで「新着」バッジを表示させる設定を作ります。
条件で、掲載開始日から「のn日後まで」で新着バッジをつける具体的な日付を指定します。
2. 在宅勤務OKの求人に対して「在宅勤務OK」バッジをつける
在宅勤務が OK の求人情報の条件を指定します。
今回は、在宅勤務が OK の求人にはマスターデータの 最寄り駅
項目に「自宅、在宅、リモート」のいずれかの値が含まれている場合を想定して作成します。
条件「次の値を含む」でいずれかの値を含む場合の条件を OR で追加します。
3. 高時給の求人に対して「高時給」バッジをつける
給与が「次の値以上」という条件を作成します(次の値の数値も含みます)。
もしマスターデータの値が数字以外も含む場合は、拡張項目を作成して給与の値を代入し、処理「次の値を削除する」などで数字のみの値に修正してから、条件を指定してください(拡張項目を使用するのは、フィード項目salary
を上書きしないためです)。
dfplus.io は上から順にルールが処理されるため、バッジ付与するルールが複数設定されており、条件によって複数合致する場合は、最後に合致したルールが適用されます。
今回、ご紹介した条件の設定例はあくまで一例となりますので、お客さまのマスターデータのご状況にあわせて条件を指定してください。