どんな時に使う?
マスターデータの給与に関する項目が複数に分割されている場合に、1つの項目にまとめて給与情報を生成する
(変換イメージ)
今回は、マスターデータには以下3つの給与に関する項目の用意がある場合の、フィード項目のsalary
の情報を生成する方法をご紹介します。
- 給与形態が登録された項目
給与形態
(年収・月給・日給・時給) - 給与の下限金額が登録された項目
給与下限
(項目内には数字以外の文字列が含まれておらず、全求人必ず値が登録されている) - 給与の上限金額が登録された項目
給与上限
(項目内には数字以外の文字列が含まれておらず、値が登録が登録されていない求人もある)
最終的には、給与形態と給与の金額を並べて表示し、数値には末尾に「円」を付与します。
また、給与レンジの有無に応じて、「~」で給与下限と給与上限をつないで表示します。
使用機能・ルール
- 条件
- 空である
- 空でない
- 処理
- エディターを使用する
設定方法
拡張項目を作成した上で、給与下限・給与上限両方に値がある場合と給与下限のみに値がある場合のそれぞれのパターンでルールを作成して値を入れていきます。
1. 拡張項目を作成してマッピング
拡張項目ext_給与(任意の項目名)
を作成し、フィード項目salary
にマッピングします。
拡張項目はExcelで例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
マスターデータの給与の情報をまとめて入れるための箱(項目)として拡張項目を作成します。
※マッピングした段階では拡張項目は空の状態です。この後、ルールで値を入れていきます。
2. 給与の下限・上限両方に値がある場合の給与情報を、エディターを使って生成する
条件
給与下限
と給与上限
どちらも値がある(=空でない)場合を条件に指定します。
処理
ext_給与
にエディターを使って給与形態
・給与下限
・給与上限
を代入します。
また、給与下限の後ろには給与の単位「円」とレンジを表す「~」をテキストで入力し、給与上限の後ろにも単位「円」を入力します。
※エディターでは改行を含むテキストの自由入力と、マスターデータの項目名を変数として入力することができます。
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3. 給与下限にのみ値がある場合の給与情報を、エディターを使って生成する
条件
給与下限
にのみ値があり、給与上限
には値がない場合を条件に指定します。
処理
ext_給与
にエディターを使って給与形態
・給与下限
の値を代入します
また、給与下限の後ろには給与の単位「円」をテキストで入力します。
ルールを保存してプレビュー・またはフィード変換後にアイテム一覧より、意図された設定になっているかご確認ください