対応表自体は最大40,000行まで登録できますが、「次の対応表で値の一部を置換する」および「次の対応表に部分一致する時、値全体を置換する」の処理では、処理速度の都合上、対応表の250行目までしか参照されません。これらの処理を利用した場合のみ、参照される行数が250行に制限されます。251行目以降のキーを使いたい場合は、対応表を分割して複数のルールで順番に処理する方法で対応できます。
対応表を分割して複数のルールで処理する
「次の対応表に部分一致する時、値全体を置換する」を使う場合
「市区町村」項目には複数のコードがカンマ区切りで格納されています(例:433a2181960,8723430x98,1640b05242…)。「値全体を置換する」では、最初に一致したキーで値全体が置き換わります。
※ カンマ区切りのコードをすべて名称に変換したい場合は、「次の対応表で値の一部を置換する」を使う場合をご参照ください。
ステップ 1:対応表を分割する
元の対応表を250行以内になるよう分割します。
Tips
Excelやスプレッドシートで250行ごとにデータを分け、対応表の「まとめて行を追加(タブ区切り)」機能を使ってコピー&ペーストすると、手間なく分割登録できます。
⚠️ 対応表①と対応表②でキーが重複しないように管理してください。「1640b」と「1640b05242」のように一方が他方の文字列を含む場合は、文字数が長い(より具体的な)キーを対応表の上の行(または先に処理する対応表①)に登録してください。登録順によっては、意図しないキーに先に一致してしまう場合があります。
ステップ 2:拡張項目を作成する
置換結果を格納する拡張項目を1つ作成します。
ext_市区町村(任意の名前)
※拡張項目の追加方法は拡張項目の記事を参照してください。
ステップ 3:ルールを設定する
以下の2つのルールを順番に設定します。
ルール 1:ext_市区町村(対応表①)
設定対象に ext_市区町村 を選択し、以下の条件と処理を設定します。
条件は指定しません。
① 処理「次の項目の値を代入する」で元の項目(例:市区町村)を指定
② 処理「次の対応表に部分一致する時、値全体を置換する」で対応表①を指定
ルール 2:ext_市区町村(対応表②)
設定対象に ext_市区町村 を選択し、以下の条件と処理を設定します。
条件「ext_市区町村 が空である」を設定します。対応表①でキーが見つかったアイテムには対応表②の処理を実行しません。
① 処理「次の項目の値を代入する」で元の項目(例:市区町村)を指定
② 処理「次の対応表に部分一致する時、値全体を置換する」で対応表②を指定
対応表①でキーが見つかった場合は ext_市区町村 に値が格納されます。キーが見つからなかった場合は ext_市区町村 が空になるため、ルール 2 が実行されて対応表②を参照します。合計 500 行分のキーを処理できます。
⚠️ ルールの並び順は変えないでください。ルール 2 はルール 1 の実行後に ext_市区町村 が空かどうかで動作が決まるため、順番が変わると意図した通りに置換されません。
対応表を3つ以上に分割する場合
キーが500を超える場合も、同じ手順を繰り返します。拡張項目は ext_市区町村 1つのまま、対応表の数だけルールを追加します。
- ルール 1 の条件は指定しない
- ルール 2 以降の条件はすべて「
ext_市区町村が空である」を設定する - 各ルールで元の項目(
市区町村)を代入し、対応する対応表で置換する
たとえば対応表を3つに分割する場合、ルール 3 の条件も「ext_市区町村 が空である」のみで対応できます。
「次の対応表で値の一部を置換する」を使う場合
「値の一部を置換する」では、カンマ区切りのコードがそれぞれ個別に置換されます。例えば 433a2181960,8723430x98,1640b05242… のすべてのコードが 青森県五所川原市,秋田県能代市,奈良県天理市… のように名称に変換されます。
また、同じ拡張項目に複数の対応表を AND でつないで処理を重ねられるため、複数のルールに分けず、1つのルールだけで対応できます。
拡張項目 ext_市区町村 を1つ作成し、以下のように1つのルールで設定します。
ルール(ext_市区町村)
設定対象に ext_市区町村 を選択し、以下の条件と処理を設定します。
条件は指定しません。
① 処理「次の項目の値を代入する」で元の項目(例:市区町村)を指定
② 処理「次の対応表で値の一部を置換する」で対応表①を指定
③ 処理「次の対応表で値の一部を置換する」で対応表②を指定
対応表が3つ以上に分割される場合は、同様に AND を追加して「次の対応表で値の一部を置換する」の処理を対応表の数だけ続けて指定するだけで対応できます。
設定後の確認
設定が完了したら、251行目以降のキーを持つアイテムをアイテムプレビューで確認し、正しく置換されているかテストしましょう。
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