どんな時に使う?
販売価格と定価の数字を比較して、販売価格が定価より低い価格の商品のみセール価格を設定する
(変換イメージ)
今回は、マスターデータに以下2つの価格に関する項目がある場合に、フィード項目のprice
・sale_price
を設定する方法をご紹介します。
- 実際に購入する時の値段が登録された項目
販売価格
(セール商品は値引後の価格が、そうでない商品は定価が登録されている) - 商品の定価が登録された項目
定価
なお、各項目には数字以外の文字列は含まれていないケースとします。
最終的には、「販売価格
<定価
の場合」はセール商品としてフィード項目のprice
に定価
の値・sale_price
に販売価格
の値を入れ、「販売価格
=定価
の場合」はフィード項目のprice
に定価
の値を入れ、sale_price
は設定しません。
使用機能・ルール
- 拡張項目
- 条件
- 次の項目の値より小さい
- 次の項目の値と等しい
- 処理
- 次の項目の値を代入する
設定方法
拡張項目を作成した上で、セール商品の場合とそうでない場合それぞれのパターンでルールを設定して値をいれていきます。
1. 拡張項目を2つ作成してマッピング
1つめの拡張項目ext_価格(任意の項目名)
を作成してprice
にマッピングします。
拡張項目は Excel で例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
価格の値を入れるための箱(項目)として拡張項目を作成します。
※マッピングした段階では拡張項目は空の状態です。この後、ルールで値を入れていきます。
続いて、2つめの拡張項目ext_セール価格(任意の項目名)
を作成してsale_price
にマッピングします。
2. セールの場合のルールを設定
条件
販売価格
が定価
より小さい場合を条件に指定します。(販売価格
<定価
)
処理
先ほど作成した拡張項目ext_価格
・ext_セール価格
に対して、定価
を代入する処理と販売価格
を代入する処理を AND でつないで設定してきます。
①ext_価格
に定価
を代入
②ext_セール価格
に販売価格
を代入
3. セールでない場合のルールを設定
条件
販売価格
と定価
が同じ値の場合を条件に指定します。(販売価格
=定価
)
処理
拡張項目ext_価格
に対して、販売価格
を代入する処理を設定してきます。
ルールを保存してプレビュー・またはフィード変換後にアイテム一覧より、意図された設定になっているかご確認ください