Google ショッピング広告のタイトル最適化ポイントと商材別の設定例、dfplus.io で設定時にご活用いただける処理をご紹介します。
目次
最適化ポイント
タイトルの最適化は2つのポイントを押さえることがポイントです。
① 商品に関する・ユーザーが検索しやすい情報を可能な限り含める
② 特に重要な情報を前方に配置する
ユーザーの検索クエリにマッチしたものが、表示される仕組みになっていますので、できるだけ商品に関する情報は多く含めることが大切です。
また、ユーザーには前方の20~30文字程度しか表示されないため、重要な情報は前に配置することを意識していきましょう。
商材別設定例
商材別に、タイトルの設定例をご紹介します。
推奨のタイトル構造は「ブランド + 商品のカテゴリ情報 + 属性」です。
※タイトルの構造は、商材の特徴や配信戦略によっても変わるかと思いますので、参考情報としてご活用ください。
アパレルの場合
ブランド + 性別 + 商品のカテゴリ情報 + 属性(色、サイズ、素材)
例)FForce レディース セーター 白 Mサイズ
日用品の場合
ブランド + 商品のカテゴリ情報 + 属性(重さ、個数)
例) FFラボ 衣料用洗剤 1500g ジャンボサイズ 1セット 詰替用
シーズン品の場合
行事 + 商品のカテゴリ情報 + 属性(サイズ、重さ、量)
例)母の日 アクセサリーポーチ コンパクトサイズ 軽量タイプ
本の場合
タイトル + タイプ + フォーマット + 著者
例)5分で時短おかずレシピ 書籍 湯島もも子
電化製品の場合
ブランド + 属性 + 商品のカテゴリ情報 + モデル
例)FForce ハイビジョン液晶テレビ 4K対応 50インチ FFモデル
使用する機能
タイトルの最適化で使うことが多い・便利な変換処理をピックアップします。
- 変換処理
- 連結した項目を入れる
- 次の値を先頭に付与する
- エディターを使用する
連結した項目を入れる
シンプルに項目同士を連結したい場合は「連結した項目を入れる」を使いましょう。
次の値を先頭に付与する
マスターデータのタイトル構成をそのまま生かして、先頭に固定の文言を加えたい場合は「次の値を先頭に付与する」が便利です。
キャプチャでは先頭に「公式【Fフォース】」という文字を加えました。
エディターを使用する
各項目の間に文言を追加したい場合は「エディターを使用する」で柔軟にタイトルを構成すると便利です。
エディターではテキストの自由入力と、マスターデータの項目名を変数として入力することができる機能で、「%%」を押すとマスターデータの項目名を呼び出し、選択することができます。
今回、エディターでは下記のように記述し、先頭と真ん中、末尾に文字列を加え、サイズを()で括りました。
【公式ショップ】%%TITLE%% %%COLOR%% シンプル %%ID%%(%%SIZE%%)ベーシック
その他に、Google ショッピング広告のタイトルでは、価格やセール価格、販売期間、送料、配送日などの宣伝文言を含めることが禁止されています(titleの仕様詳細はこちら)。
元々の商品名に宣伝文言が含まれる場合は「次の値を削除する」処理や「対応表を使ってまとめて複数個削除する方法」の記事を参考に、不要な値を削除してください。