どんなときに使う?
求人の給与額や不動産の物件価格など、桁数の多い数値を万単位で表示する
項目内の数値が10,000以上の場合は、数値を10,000でわり、末尾に「万円」を付与することで、万単位の金額表示にすることができます。
- 例)5,000,000円 → 500万円
今回は、求人の給与額が10,000円以上の場合に、フィード項目のsalary
の表示を「年収#,###,###円」から「年収###万円」にする設定例をご紹介します。
また、マスターデータには以下2つの給与に関する項目の用意があると仮定します。
最終的には、給与額を万単位にし、2項目を連結して「年収###万円」と表示します。
- 給与形態に関する項目
給与形態
(時給・日給・月給・年収) -
給与額に関する項目
給与
(項目内には数字以外の文字列が含まれていない)
使用機能・ルール
- 条件
- 次の値以上
- 処理
- 次の値でわる
- 次の値を末尾に付与する
- 連結した項目を入れる
設定方法
給与額が10,000円以上の場合、万単位の表示にして給与形態と連結する
条件
10,000以下の数値が含まれる可能性があれば、条件を「次の値以上」にし、「10,000」を指定します。
処理
もし、マスターデータの給与の値に、カンマや給与形態などの数字以外の値も含む場合は、拡張項目を作成して給与の値を代入し、処理「次の値を削除する」で数字以外の文字列を削除する事前処理をしてから設定を行ってください。(拡張項目を使用するのは、フィード項目 salary
を上書きしないためです)。
給与
の値を「10,000」でわり、末尾に「万円」と単位を付与する処理をANDでつないで指定してください。
その後、給与形態
と給与
を連結する処理をさらにANDでつないでください。
①拡張項目ext_給与
に給与
の値を代入します。
②ext_給与
の値を「10,000」でわり、端数の処理を選択
③末尾に固定値「万円」を付与
④給与形態
とext_給与
を連結
ルールを有効化・保存してアイテムプレビューから、またはフィード変換後にフィードアイテム一覧で、意図した変換結果になっているか確認してください。