どんなときに使う?
マスターデータの1項目内に、画像 URL が10枚分以上まとめて連携されている場合に、先頭の10枚分切り出して Google ショッピング広告のadditional_image_link
を設定したい
※Google の additional_image_link
は最大10枚の画像 URL を設定可能です
(変換イメージ)
使用機能・ルール
- 拡張項目
- ルールを複製する
- 処理
- 区切り文字で分割して値を抽出する
- 連結した項目を入れる
設定方法
利用したい画像 URL の情報を、拡張項目と「区切り文字で分割して値を抽出する」の処理を使って先頭の10枚分抜き出した後、結合して表示させる設定を行います。
1. 拡張項目を作成してマッピング
拡張項目ext_追加の画像URL(任意の項目名)
を作成してフィード項目additional_image_link
にマッピングします。
拡張項目は Excel で例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
価格の値を入れるための箱(項目)として拡張項目を作成します。
※マッピングした段階では拡張項目は空の状態です。この後、ルールで値を入れていきます。
2. 画像 URL を特定の数だけ切り出すルールを作成
画像URLが入った項目の中から、画像 URL の区切りとなっている記号を使って、画像 URL を一つずつ切り出して、それぞれ拡張項目に格納する処理を行います。
※本記事では区切り文字が「,」の場合を想定してルールを設定しております。
2-1. 1枚目の画像 URL を抜き出すルール
処理
①拡張項目 ext_追加画像1(任意の項目名)
を作成
一番上にある「拡張項目を追加」を選択した後、拡張項目ext_追加画像1
を作成します。
② 処理「区切り文字で分割して値を抽出する」を選択
③「区切り文字(例:>)」に「,」を入力
④「値の位置(例:1)」に「1」を入力
⑤ルールを保存
この段階では作った拡張項目はどこにもマッピングされていない為、プレビューには表示されません。
2-2. 2枚目以降の画像 URL を抜き出すルールを複製
ルール一覧で、作ったルールの右側「…」をクリックし、「複製」を選択します。
複製されたルール内に入り、それぞれ枚数に応じて、赤枠部分を修正して保存します。
3~10枚目を切り出すためのルールも同様に、ルールの複製・修正を行います。設定が完了すると、キャプチャの通り10個のルールが並びます。
3. 抽出した各画像 URL を結合するルールを作成
2.で作成した各画像 URL を切り出したものを結合します。
処理
①1.で作成した拡張項目ext_追加の画像URL
を指定
②「連結した項目を入れる」を指定
③作成した拡張項目を全て選択
④「,」(カンマ)を入力
ルールを保存してプレビュー・またはフィード変換後にフィードより、意図された設定になっているかご確認ください。