どんなときに使う?
Indeedのフィード項目description
にHTMLタグを追加して視認性を高めたい
マスターデータの項目を複数組み合わせてIndeedのフィード項目description
を生成する際に、処理「エディタを使用する」を使って、Indeedで使用可能なHTMLタグをdescription
に追加する方法をご紹介します。
今回は、以下のようにHTMLタグを追加する前提で説明します。
- 求人タイトルにh1タグを追加
- 【求人詳細】と【募集要項】にh2タグを追加
- 募集要項の項目の見出しにbタグを追加(給与・雇用形態・勤務地・最寄り駅・各種制度)
Indeedのdescriptionで使用できるHTMLタグは、Indeedのフィード仕様ページをご確認ください。
使用機能・ルール
- 拡張項目
- 条件
- 空でない
- 処理
- エディタを使用する
- 置換する※
※処理「置換する」について、今回は「正規表現」というシステム的な記述を使用して置換を行います。
極めて簡易的な記述のため運用上の問題はないと考えておりますが、正規表現を使った記述は自由度が高いためルールの挙動については保証ができない点、予めご了承下さい。
設定方法
以下の①~⑧のHTMLタグを反映させたいパーツごと(=追加したいHTMLタグの要素ごと)に、それぞれマスターデータの項目の前後にHTMLタグを追加するルールを作成します。
その後、エディタを使用して1つの項目内に要素をまとめて表示します。
1. 拡張項目を作成してマッピング
拡張項目ext_description(任意の項目名)
を作成し、フィード項目description
にマッピングします。
拡張項目はExcelで例えると、空の列を1つ追加するイメージです。
descriptionの値を入れるための箱(項目)として拡張項目を作成してフィード項目description
にマッピングします。
※マッピングした段階では拡張項目は空の状態です。この後、ルールで値を入れていきます。
2. パーツごとにHTMLタグを追加するルールを作成
先ほどの図の①~⑧のパーツごとに、それぞれマスターデータの項目の値の前後にHTMLタグを追加するルールを作成します。
先ほど作成した拡張項目ext_description
とは別に新しく拡張項目を作成し、処理「エディタを使用する」でHTMLタグのテキスト入力とマスターデータの項目の変数入力をします。
また、この時、マスターデータの項目の値が空欄の場合にHTMLタグのみが追加されてしまわないよう、マスターデータの項目に値がある(=空でない)場合を条件に指定します。
2-1.求人タイトルにh1タグを追加するルールを作成
先ほどの図の①のパーツの部分の設定を行います。
条件
求人タイトル
に値がある(=空でない)場合を条件に指定します。
処理
①拡張項目ext_description_求人タイトル(任意の項目名)
を作成
②処理「エディタを使用する」で求人タイトル
を代入し、h1タグを追加
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2-2. 求人詳細にh2タグの見出しを追加するルールを作成
先ほどの図の②のパーツの部分の設定を行います。
条件
求人詳細
に値がある(=空でない)場合を条件に指定します。
処理
①拡張項目ext_description_求人詳細(任意の項目名)
を作成
②処理「エディタを使用する」でh2タグを追加した見出しを記入し、求人詳細
を代入
2-3. 募集要項の各項目にbタグの見出しを追加するルールを作成
先ほどの図の④~⑧のパーツの部分はそれぞれ、bタグを追加するルールを作成します。
条件
給与
に値がある(=空でない)場合を条件に指定します。
処理
①拡張項目ext_description_給与(任意の項目名)
を作成
②処理「エディタを使用する」でbタグを追加した募集要項の項目名を記入し、給与
を代入
同様に、雇用形態・勤務地・最寄り駅・各種制度もそれぞれルールを作成します。
設定が完了すると、キャプチャの通りルールが並びます。
3. エディタで連結させるルールを作成
1. で作成した拡張項目ext_description
に、処理「エディタを使用する」で、2. で設定したHTMLタグが追加された拡張項目をそれぞれ順番に代入していきます。
また、IndeedのdescriptionでHTMLタグを使用する場合は改行をすべて<br>で表記する必要があるため、置換します。
①ext_description
にエディタを使用して項目を代入し、任意の箇所に改行を追加
②ext_description
で使用されている改行コードを、正規表現を利用して全て<br>に置換
ルールを保存してプレビュー・またはフィード変換後にアイテム一覧より、意図された設定になっているかご確認ください。
dfplus.ioのプレビューではHTMLタグがテキストで表示されますが、Indeed掲載時はHTMLタグが反映されます。
Indeedへの連携前に、HTMLタグが反映された状態でdescriptionの内容を確認したい場合は、任意のHTMLタグのチェックツールを利用してご確認ください。
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